━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<ご意見・投稿募集中>レファレンスは本か?WEBか? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
近年、公共図書館を見計らいで巡回していると、
『最近じゃ参考図書を使って調べものをすることは少なくなったなぁ。
ネットがあれば大抵のことは調べられるからねぇ』
との声を多くいただくようになりました。
こういった声は数年前からすでに多く聞かれましたが、公共図書館に
おけるネット環境の整備、図書購入費の予算減にあわせ、近年、急激
に増えた印象です。
『市町村図書館クラスでは、MARCで問い合わせのほとんどが回答でき
てしまうことが多いんですよね。
だから、参考図書を使った方が便利な場面でも、所蔵していること
を忘れてしまう時があります(笑)』
『知的財産としての書籍の価値は今後とも変わらないと思いますが
調べるツールとして書籍媒体というのはもう時代遅れかなと感じる
ことがあります』
確かに、書籍はネットに比べて閲覧性と保存性に優れていますが、
こと調べものに関していえば、検索性と即応性が優れたネットに軍配
が上がるのも仕方ないのかもしれません。
レファレンス・サービスの重要性は今後もますます高まっていくこと
が予想されますが、参考図書は今以上に使われなくなってしまうのか、
はたまた重要なツールとして再認識されていくのか。
みなさまからのご意見をお待ちしております。
(原沢)
[0回]
PR