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     ╋■╋■╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     ■╋■╋ スポットライト・コラム
     ╋■╋               ― 地震大国・日本、その被害状況を一覧
    ■╋                     『地震・噴火災害全史』
     ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

     本書は2007年5月に刊行しました『鉄道・航空機事故全史』(シリーズ
     災害・事故史1)の続編に当たるものです。構成は、

      総説
      第I部:大災害55件の解説(見開き)
      第II部:416年から2007年までの年表形式での解説1,847件
      第III部:震源地とマグニチュード一覧、参考文献

     からなっております。
     地震・噴火関係の既出版物は、どれも、全体を網羅する通覧性に欠けた
     り、あるいは、解説が専門的で一般には取りつきにくい憾みがあったり
     で、まずは通覧性と分かりやすい解説を念頭に編集いたしました。

     総説では、地震がどのような被害をおよぼすかを、それぞれの災害に即
     して解説して、今後の対策への戒めを提起しています。災害情報センター
     の筆になるものです。
     第I部では、明治以降の主な55件につき、見開きでの解説を方針に、背
     景、概要、被害の特長につき記述しています。地震や噴火災害は、鉄道・
     航空機事故、気象災害のように地上あるいは大気中でのものではなく、
     また人為ということでもないため、原因の特定が難しく、「背景」では、
     よって来る遠因につき、整理しております。また、図・写真については、
     インターネットなどにも、参考になるものも多く、月並みな被害状況の
     写真を掲載することを避け、できるだけ、災害の内実に迫れるようなも
     のを掲載いたしました。
     第II部では、遡れる範囲の古代から通覧しています。本当にあったもの
     かどうか、あるいは被害の状況等曖昧なものが多いのは当然であり、災
     害情報センターとの協同で事実の裏を取るのには一苦労いたしました。
     第III部の震源地とマグニチュード一覧は、第II部を読まれても読み取る
     ことはできますが、敢えて、これのみ抽出いたしております。編集して
     いて分かったことは、調査研究には、「どこが被害にあったか」も勿論
     大事なことですが、それ以上に「どこが震源だったのか」「その規模は」
     という要素が、大変重要であるということです。
     本書最後に、参考文献を詳細に取り上げ、研究者の用に供させていただ
     きました。

     編集の過程では、「随分と似たような災害があるなあ」「過去に本当に
     学んでいるのだろうか」という感慨にしばし浸ったことも事実です。
     多くの方に読んでいただき、災害の「点」と「線」を、そして「貴い教
     訓」を是非読み取っていただきたいと思います。地震大国の我が国で、
     被害最小化に向けて少しでも役立つことが出来るなら、編集した者とし
     て、これに過ぐる喜びはありません。

                              (編集部・朝日)

      ◆ 『地震・噴火災害全史(シリーズ 災害・事故史2)』
         災害情報センター,日外アソシエーツ〔共編〕
         定価9,800円(税込) A5・400p. 2008年2月刊
             ISBN:978-4-8169-2089-9
         http://www.nichigai.co.jp/sales/2089-9.html

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