日外アソシエーツの竹村です。
うだるように暑い日が続いています。
初夏の候、最寄り駅の店先にツバメが巣を構えました。こないだまで
ガン首(燕首?)揃えて喚いていた雛が無事、巣立って親鳥たちも役目
を終え、彼の地へ移るのか…と思いきや、まだ飛び立ちません。どうし
たんだろうと思っていると、そのうち、巣からまた小っちゃい雛たちが
みっちりと顔を覗かせました。
「???」
ツバメは、1回目の繁殖を済ませたつがいの半数が同じ巣を使って2回目
の繁殖をするそうです。ビックリしました。
さて、8月に入ってツバメたちがどうなったかというと…実はまだ軒先
にいるのです(『李さん一家』風)。
* * *
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□■ 『図書館に訊け!』(ちくま新書)の井上真琴さん登場、
□■ 「レファレンスの業務指導事始」
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新しい執筆陣として、7月の栗原智久さん(江戸東京博物館)に続き、
大学コンソーシアム京都(同志社大学)の井上真琴さんの連載が始ま
りました。
第1回「レファレンスの業務指導事始―分節化の理解から」井上 真琴
…学生の頃、記号論を齧る機会があった。そこで習った、世界の「分
節化」というタームほどその後の勉強に役立つものはなかった。当時
のノートには、言語論的転回はもちろん、カッシーラーの“象徴環”、
ポランニーの“暗黙知”など、懐かしい字句が踊っている。おりしも
平凡社が『大百科事典』を、小学館が『日本大百科全書』を、競うよ
うに刊行し始めた頃だ。貧乏学生には両方は買えない。しかしどちら
かは欲しい。両者の項目立て、記述内容、索引等を隈なく調べ、どち
らを買うべきか検討した。その際、百科事典ひとつをとっても、編集
方針や編集方法が世界観や知識の「分節化」の方法や態度を具現して
いる!と気づけたことがありがたかった。…
※以下で全文を読むことができます。
http://www.reference-net.jp/column/index.html