忍者ブログ
「レファクラ通信」(1日配信)のバックナンバー記事です。原則として、各記事は配信当時の内容です。リンク切れなど、予めご了承ください。 「レファクラ通信」の配信を希望される方は、事前に会員登録をお願いいたします。 レファレンスクラブの会員登録/退会は自由です(無料)。お名前と所属機関名、「会員希望」または「退会希望」と書いて reference-club@nichigai.co.jp までメールをお送りください。       
2024 . 04
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 最新CM
    [06/22 竹村@レファクラ事務局]
    [06/22 onsendaisuki88]
    バーコード
    カレンダー
    03 2024/04 05
    S M T W T F S
    1 2 3 4 5 6
    7 8 9 10 11 12 13
    14 15 16 17 18 19 20
    21 22 23 24 25 26 27
    28 29 30
    ブログ内検索
    カウンター
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    マンガ大国・日本の公共図書館になぜマンガが置かれないのか、不思議
    です。2009年度の国内出版物の推定販売部数の内訳は、以下の通り。コ
    ミックの占める割合は、3割にも及びます(総務省・文部科学省・産業
    経済省「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用に関する
    関連資料」より)。

       書籍7億冊+雑誌17億冊+コミック10億冊=合計34億冊

    日本のマンガは海外でも高く評価され、昨秋は大英博物館で初のマンガ
    企画展が開催されました。また、Oxford English Dictionary(OED)に
    は「manga」という見出しが立つほど。前総理はマンガを文化外交に活
    用し、京都精華大学マンガ学部や、明治大学「米沢嘉博記念図書館」と
    いったアカデミックな研究拠点もあります。

    年齢・性別を問わず支持され、今やすっかり日本文化として定着してい
    るマンガですが、公共図書館では依然として継子扱いのようです。予算
    や所蔵スペースといった現実問題もさることながら、コミック規制の問
    題があって、なかなか選書が難しいのでしょうね。かつては手塚治虫の
    『鉄腕アトム』でさえも焚書の対象になったそうですが、時代とともに
    評価は変わるもの。マンガの本質は、以下の「manga」の語源の説明に
    あるようにピンからキリまでの多様性にあります。玉石混交のマンガを
    篩にかけて「玉」を選び出すのは後世の研究者に任せて、何はともあれ、
    まずは散逸してゆくマンガを集めてほしいものです。

    >  ORIGIN Japanese, from man ‘indiscriminate’ + ga‘picture’.

    「漫」=indiscriminate(1. 無差別の、見境のない 2. 乱雑な、
    ごちゃまぜの)

                                 (竹)

    拍手[0回]

    PR
    ■ この記事にコメントする
    お名前
    タイトル
    文字色
    URL
    コメント
    パスワード
    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
    ■ コメント一覧
    ■ この記事のトラックバック
    この記事にトラックバックする:
    イベント・講演・セミナー 2010.7.16 HOME 図書館関係ニュース 2010.5.13
    Copyright © レファレンスクラブ 「レファクラ通信」ブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]