昨年10月、政府の2010年度補正予算として「地域活性化交付金」3,500
億円が閣議決定され、そのうちの1,000億円が「知の地域づくり」支援
の交付金(住民生活に光をそそぐ交付金)として計上されました。全て
の都道府県、市町村が対象で、人口規模に応じて交付されるとのこと。
内閣府で1月締切の申請内容を査定、今後、各地の議会を通じてその支
出を決め、3月末までに執行するそうですが、果たしてどの位の予算が
「図書館資料」に充てられるのか気になるところです。
ちょうど年度末の時期と併せて、日外アソシエーツの参考図書にも多数
照会が来ています。もちろん、図書館での申請対象は本ばかりはでなく、
施設の改修、棚や備品、あるいは人材(司書)確保もあると思いますが、
何といっても図書館の基本的資料=「参考図書」の整備充実は必要不可
欠。レファレンス専門出版社の老舗として、お役に立てれば光栄です。