■ 大掃除の季節ですが...
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日外アソシエーツの袴田です。
図書館最新ニュースでも取り上げていますが、最近は、大学図書館の
貴重な所蔵品を一般公開する催しが多いですね。
ところが一方では、とある理系の学術研究者メーリングリストの話題
によると、都内のある大学の学科図書室が、来春の移転に伴って古い資
料を整理・放出するようだが、資料が散逸しないよう然るべき所に一括
保存をお願いできないか、といったことが懸念されているそうです。
「どんなガラクタも、100年経てばお宝になる」と言ったのは、作家の
荒俣宏ですが、市町村合併前の図書館名で作られて不要になった利用ガ
イドでさえも、市町村史を語る一品ではないでしょうか?年末の大掃除
や蔵書整理などで、将来貴重な資料になるかもしれないものを、捨てて
しまわないよう、お気をつけください。
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