関連会社からお借りした「アマゾン・キンドル2」を初めて触りました。
米国で話題の電子ペーパー搭載の読書端末です。昨年10月、日本でも購
入可能になりましたが、残念ながら、まだ日本語に対応しておりません。
でも、試作品として(PDFによる)縦書きの日本語小説が入ってました。
バックライトのない反射光の画面(イーインク)は意外と見やすい印象
ですが、ページ移行の動作は若干もっさりしてました。
このキンドルの一番のウリが、アマゾン側のコスト負担で常時ネット接
続(3Gワイヤレス通信)できること。コンテンツをダウンロードするキ
ンドルストアの他、ウィキペディアの英語サイトにも無料アクセス可能
です。キャリアもプロバイダもユーザーに意識させないサービスは秀逸
ですね。
3月にはアップル社が「iPad」+「iBookstore」で米国の電子書籍市場
に参入するそうです。また、米グーグルも年内に「Google Editions」
というサービスで電子書籍の販売に乗り出すとのこと。俄に活気づいて
参りましたが、銀塩カメラがデジカメに一気に取って代わられたような
大転換は、果たして起こり得るのでしょうか。
(竹)