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http://www.reference-net.jp/
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日外アソシエーツの竹村です。
先日、都内某所で“Google ブック検索”の説明会に参加しました。
ご存知の方も多いかと思いますが、米国に倣い、日本でも Google が
新たに始めようとしている書籍の内容の全文検索で、6月より出版社の
参加を呼びかけています。
Google の企業理念は「世界中の情報を組織化し、広くアクセス可能に
して有益なものとする」ことだそうです。自らコンテンツを作らず、
所有せず、ユーザーとコンテンツを“つなぐ”役割に徹するとのこと。
出版社側の負担はただ Google(国内)に本を送るだけで済み、デジ
タル化(検索用全文テキスト+表示用PDF)、データベース登録の費用
等は全部 Google 側が持つそうです。
オンライン・コンテンツ同様、オフライン・コンテンツ(書籍)をも
検索対象に含めてしまおうという Google の壮大なビジョンに圧倒さ
れました。著作権など色々な問題を抱えており、なかなか青写真通り
には行かないでしょうが、ともかく走り出すパワーがスゴイ! 一利
用者の立場から、書籍の全文検索が実現すれば、図書館レファレンス
の世界も劇的に変わるような気がします。どうなりますやら、Google
の動向から目が離せません。
【Google ブック検索】
http://books.google.co.jp/
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